この大会は、日本EVクラブ九州が技術を探求する学生たちの自動車交通におけるクリーンエネルギー、その有効利用を目的として、高校生に提案する競技会である。
50ccバイクに搭載されている手のひらサイズのバッテリーや単三型電池と呼ばれる充電式ニッケル水素電池に蓄えられたエネルギーを最大限に活用し、定められた時間内に移動する距離を競うものである。また、自動運転技術の向上も磨き、これからの自動車技術の向上に寄り添い、技術を磨くことを目的とする。
これらの競技を通して、「モノづくりの苦労」「チームワークの大切さ」「エネルギーの尊さ」「ボランティア活動」を体験し、21世紀に生きる地球人として、環境・エネルギー問題に実践的な取り組みができる若者を育てることを目標とする。
『第14回エコ電レース・くまもと 九州シリーズ戦・第一戦』以下本規定においては「本大会」と称する。
エコ電レース・くまもと実行委員会
大会会長 中山峰男(崇城大学学長)
一般社団法人 日本EVクラブ九州
エコ電レース・くまもと実行委員会
一般社団法人日本EVクラブ九州
代表理事 上田信博
モータースポーツクラブ肥後椿
開催日:2016年10月9日(日)
開催場所:田崎三陽自動車学校(住所:熊本県熊本市西区田崎2丁目1-11)
電話:096-356-3400
『第14回エコ電レース九州シリーズ戦・第一戦』大会事務局
住所:〒861-5271 熊本県熊本市西区中原町985-2 (一社)日本EVクラブ九州
電話:096-329-7834
FAX:096-329-2688
事務局長:上田てるみ
エントリー受付期間:2016年7月16日(土)~8月13日(土)
今年は、準備期間が大変短いので、個々に連絡が出来ないと思われます。したがって(空欄や不備があった場合はエントリー用紙が送られてきませんのでご注意ください。)不備のないエコ電レース仮申請書をメールで送っていただいたところに、エントリー用紙をメールで返信します。
(予定)熊本県教育委員会、熊本放送(株)、崇城大学
(予定)パナソニック株式会社、株式会社GSユアサ、三陽自動車学校、(株)ZDP、熊西オート
エコ電レースにご協力いただける方を募集しております。助っ人いただける方は下記のファイルをダウンロードの上お申し込みください。是非お待ちしております。
エコ電応援し隊 申込書 [PDF形式] エコ電応援し隊 申込書 [Word形式]
大会会長:中山峰男(崇城大学学長)
大会副会長:上田信博((一社)日本EVクラブ九州)
実行委員長:上田照美((一社)日本EVクラブ九州)
競技委員長:上田信博
実行委員:荒谷嘉章、北村秀夫、谷方豊也、三浦弘満、北村嘉夫、中山功、泉田達也、鶴岡良一、荒谷秋子、谷方美枝子
本大会の実行委員会は本規定を変更することができる。
本規定に定められていない事項あるいは明記されていない事項については、大会実行委員会が最終的な決定を下すものとする。
本大会は、高校生を主体としたチーム(代表者は当該校教員であること)を対象にしているが、それ以外のチームについても出場できる。
参加部門 | 【鉛電池部門】 | ワイパーモータークラス 10台 その他モータークラス(ワイパーモーター以外のモーター)25台 |
---|---|---|
【乾電池部門】 | 25台(参加ドライバーは2名以上とする。) | |
【その他部門】 | 5台 | |
【自動運転部門】 | 5台 | |
※受付期間内でも台数が達した時点で締め切る場合があります。 | ||
受付期間 | 2016年7月16日(土)~8月13日(土) | |
申込方法 | 下記の指定メールにエコ電レース仮申請書を添付ファイルで送信してください。不備が無かったものから、エントリー用紙をメールで返信します。先着順で制限台数に達したら締め切る場合があります。 | |
申込先 | メール:info@jevc-kumamoto.jp (一社)日本EVクラブ九州 上田てるみ 宛て |
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参加料 | ①参加申し込み 中学まで | 各部門1台に付き 1,000円 |
②参加申し込み 高校まで | 各部門1台に付き 7,000円 | |
③参加申し込み それ以外 | 各部門1台に付き 11,000円 | |
振込先 | ゆうちょ銀行 記号17170 番号30677991 シャ)ニホンイーブイクラブキュウシュウ 一般社団法人 日本EVクラブ九州 |
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※参加料の支払いは振込みのみ、エントリー用紙を受領後、速やかに振り込み、その領収書のコピーをエントリー用紙と一緒にメールで送ってください。領収が確認できないところは、エントリーを除外します。 |
(1) 参加チームメンバーは、各自傷害保険に加入しなければならない。
(2) すべての参加者は、事故・損失により損害が生じた場合、自己の責任において一切の処理を行なわなければならない。また、主催者・主管および大会役員、大会競技委員、コース施設管理者が一切の損害補償の責任を免除されていることを承知していなければならない。
この競技は、与えられた電気エネルギーを効率よく利用して、走行距離を競う創意工夫・技術実現のレースである。
第14回エコ電レース 九州シリーズ戦・第一戦
※正式なタイムスケジュールは当日、公式通知にて発表される。
8:30~搬入車両入園開始、受付開始
8:50~車検開始
9:40~開会式
16:40~表彰式・閉会式
競技は田崎三陽自動車学校に設定されたコースを使い行われる。
(1) ドライバーは高校生(年齢)以上の者とする。これに該当しない場合ドライバーは、事前に大会事務局の承認を必要とする。
(2) ドライバーの体重は、60kg以上とする。これに不足する場合は、各チームでバランスウエイトを準備し車載すること。
決勝競技の周回時間計測のため、各チームは、チームメンバー以外に1名以上の競技記録員を選出・登録しなければならない。
競技記録員は、自チームの車両について、周回ごとに時間の計測記録を行う。
各チームに割り当てられるナンバーを、競技車両の左右に確認しやすいように貼り付けなければならない。
本規定以外に必要な事項は、ブリーフィングおよび公式通知にて公示する。
ドライバー及び競技記録員は、ブリーフィングに参加しなければならない。
鉛電池部門 | 各チーム車両規則に適合する手作りの車両と、支給された走行用電池もちいて、これにドライバー1名が搭乗し運転を行い、設定されたコースを協議時間内に走行した距離(周回数)と着順により順位を決定する協議とする。 競技時間は40分間とする。 |
---|---|
乾電池部門 | 各チーム、車両規則に適合する手作りの車両と、主催者が用意した単3形電池を20本《規格 単3形ニッケル水素電池》を用いて、これにドライバー1名が搭乗して運転を行い、設定されたコースを競技時間内に走行した距離(周回数)と着順により順位を決定する競技とする。 競技時間は80分間とする。 2名以上のドライバーで交互に搭乗し、1名のドライバーの連続走行は40分以内とする。 |
自動運転部門 | 一人乗りの電気自動車で搭乗者が運転することなく走行し、(市販の乗用車を除く)ドライバーが一名搭乗しなければならない。 |
その他部門 | 電気のみで走行する事。 |
事務局が厳正に抽選したスターティンググリッド順に車両を並べ、スタート合図音(音)及び旗で一斉スタートを行う。なお、スターティンググリッドにつけなかった車両は、ピットスタートとなる。
(1) 会場として使用する田崎三陽自動車学校は、一般入場者・観戦者が多数入るため、安全走行には、細心の注意をはらうこと。
(2) 原則として、競技車両はコース内側を走行し、外側を追い越す。
(3) 後方に追い越そうとする競技車両がある場合は、安全かつ速やかに進路を譲って追い越しさせること。
(4) いかなる場合も逆走行やショートカットしてはならない。(各コーナーコーンの内側を走行した場合、その周回は無効となる)。
(5) ドライバー交代等でピットインする場合は、定められたコースを進入する。再びコースに出る場合は、オフィシャルの誘導・指示に従ってコースインすること。
(6) 競技途中に故障、バッテリー切れにより停止する場合は、他車走行の障害にならないよう、コース内側に停車させること。
(7) ドライバーおよびオフィシャルを除き、いかなる者も停止している競技車両に触れることはできない。但し、ドライバーがピットでの整備を申し出た場合は、コースオフィシャルの誘導で車両を押して整備ピットに戻り、チームメンバーが修理等できる。(この場合、ペナルティが科せられる)。
【鉛電池部門】
競技開始40分00秒後に号砲(一声)・チェッカー旗で競技の終了を合図する。ゴールラインの手前で終了合図を受けた車両は新たな周回に入ることはできない。
チェッカー旗及び黄信号は、3分間提示され、周回途中の車両はその間にゴールすればその周回も記録される。号砲(二声)及び赤旗が表示された時点をもって競技を完了する。
【乾電池部門】
競技開始80分00秒後に号砲(一声)・黄信号及びチェッカー旗で競技の終了を合図する。ゴールラインの手前で終了合図を受けた車両は新たな周回に入ることはできない。
チェッカー旗及び黄信号は、3分間提示され、周回途中の車両はその間にゴールすればその周回も記録される。号砲(二声)及び赤信号が表示された時点をもって競技を完了する。
次のような場合、ペナルティを科す。
① コーナーコーンの内側走行(ショートカット走行)をした場合、その周回は記録として認めない。
② 故障等により停車した車両を押して整備ピットに入れて修理を行った場合は、1回につき2周を減算する。
③ 危険なマナー違反があった場合2周を減算する。
競技中、次のような場合、失格を命ずることがある。
① 競技走行中に手または足により、走行を補助している行為が認められた場合。
② 支給バッテリーへの充電。
③ 支給バッテリー以外の動力源を使用していると認められた場合。
④ 競技委員の指示に従わなかった場合。
⑤ 悪質なマナー違反があった場合。
周回数の多い車両順に成績を決める。同周回の場合は、ゴールラインを早く通過した車両を上位とする。
(1) 【鉛電池部門】、1位から5位まで表彰する。
(2) 【乾電池部門】、1位から5位まで表彰する。
(3) 【鉛電池部門】・(ワイパーモーター)、駆動モーターに自動車用ワイパーモーターを使用している車両の、1位から3位を表彰する。
(4) 【(株)デコ賞】全ての参加チームの中で技術的およびデザインに優れたチームに賞を与える。
(5) 【崇城大学学長賞】この大会に参加した全ての学生(ボランティア・オフィシャルも含む)で、かつ、実行委員長とのジャンケンに勝ち残ったものにこの賞を与える。
(6) 【熊西オート賞】【自動運転部門】【その他部門】の中より技術的およびデザインに優れたチームに賞を与える。
(1) 異議申立てを行うことのできるのは各チームの代表者に限られる。
(2) 異議申立てを行う場合は、異議申立ての対象となる事態の発生から30分以内に、書面にて提出しなければならない。
(3) 競技参加車両に対する抗議は、各部門の該当する車検終了時間までとする。
(4) 大会審査委員会の裁定結果は、関係当事者にのみ口頭で通知される。
(5) 競技中の規則違反、不正行為に対する抗議は、当該競技終了後20分以内とする。
(6) 競技の最終結果に対する抗議は、暫定結果発表後20分以内とする。
次のような場合、参加者の安全を考え競技を中止することがある。
① 強風、豪雨の場合。
② 大会本部が競技の開催または続行を不可能と判断した場合。
③ 前項に基づき大会本部がやむなく競技を中止した場合、参加料は返還しない。
競技に使用する信号旗は、以下の通りである。
① 黄色旗:走行注意(前方に停止車両がある場合等)
② 赤色旗:競技中止(ただちに車両停止)
③ チェッカー旗:ゴール旗
大会参加登録できるチームメンバーは、チーム代表1名・ドライバー1~2名、その他のピット要員2~3名の合計5名以内とする。ただし、競技記録員はチームメンバーに含まれない。
本大会における肖像権は、本大会事務局に帰属するものとする。
競技車両のデザインおよび構造は、以下の各項を除き自由である。
車両サイズ | 走行中の車両は全長3.0m、全幅1.2m、全高1.6m以内とする。 但し、コーナリング中のホイール等のはみ出しは、可とする。 |
---|---|
車輪数 | 3輪または4輪であり、それらは走行中常に接地していること。 |
運転姿勢 | 運転時、ドライバー頭部がつま先より前に位置してはならない。 |
ブレーキ | ドライバーが搭乗した状態で8%の勾配で静止でき、操作部から独立した2系統のブレーキを備えること。 |
走行装置 | 人力を含め、走行補助となりうる機構の装置は一切認められない。 |
ボディ | 自作のものに限る。 |
(1) モーターおよび駆動系は自由である。
(2) 自動車用ワイパーモーターを搭載する車両は、自己申告としモーターの改良は認めない。
(ワイパーモーターと確認できない場合は、一般エントリーとする。)
バッテリー部門 | 本大会では、決勝走行用バッテリーとして次の仕様のもの1個を支給する。 (1) 型式:株式会社ジーエス・ユアサYTX4L-BS (2) 性能:12V、3Ah/10HR (3) 寸法:長さ114×幅71×高さ86(mm) (4) 重量:1.2kg(電解液含まない) |
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充電池部門 | 決勝走行用乾電池として主催者が用意する。但し、車両搭載は10個以下とする。 ※搭載充電池は、車両外から確認が出来るようにしておくこと! |
(1) 走行用モーターの駆動エネルギーとなる電力を貯蔵できるコンデンサーの搭載は禁止する。
(2) 電気配線は、車検にて外からその取り回しが確認できる状態でなければならない。(例えばパイプ内を通してはならない。)
(3) レースは支給されたバッテリー以外のいかなる電池も搭載できないが、駆動用以外の電池は搭載することが出来る。(例:メーター及び搭載無線の為の電池、換気扇用の電池、警笛用の電池、ポジショニングランプの電池)
(4) 駆動用モーターによる回生制動は認められる。
(1) 競技車両の外側及びコックピット内に危険な突起物があってはならない。
(2) ドライバーがグローブとヘルメットおよび靴を装着した状態で、自力で乗降できる構造であること。
(3) ドライバーは、電気ショックから保護されていること。
(4) キャノピーは内側から固定すること。(外側からのテープ等による固定は不可とする。)
(5) 警笛(クラクション、ベル等)を装備すること。
(6) 安全な走行を確保する視界を有すること。(ドライバー頭部より前面は透明であること。ただし、車体の補強のためにフレームを取り付ける事は可能である。)
(7) 後方視界を確認できるバックミラーを左右に装着すること。(ミラーの面積を1個30cm²以上とし、走行中の振動等で簡単に角度が変わらないようにねじ等で取り付けておくこと。また、ドライバーが自分で角度調整できること。)
(8) キャノピーが曇らないように必ず工夫を凝らすこと。
(9) 競技中にオフィシャルが危険と判断した車両については、ただちに、走行を中止しオフィシャルの指示に従うこと。
(1) 競技に参加するすべての車両は、参加チーム員およびドライバー立会いのもと車検を受けなければならない。
(2) 大会車検担当委員より車両の修正を命じられ、時間内にこれを行えない場合は、競技に参加することはできない。
(3) 車検終了後は、車両規則に定めた内容に関して変更してはならない。
(4) 競技終了後、入賞候補車両には再車検を行うことがある。
(1) 参加車両は、主催者が支給するゼッケン(直径20cm円形)2枚を車検前に左右確認しやすい場所に必ず貼り付けること。
(2) 高校チームは都道府県および学校名が観客から見える大きさで車両の両側に漢字で表示すること。(100mm×500mm以上とする)
(3) 各参加チームは『各チーム名』を車体両側面に表示しなければならない。
※参加料について 本大会が何らかの利用により、やむなく大会開催を中止した場合は、参加料は返還しない。
※2016年から、安全重視として、スピードを抑える為にワンメークタイヤで実施予定です。
ご承知おきください。
ゼッケン | 車両名 | チーム名 |
---|---|---|
1 | 宮工E-08 | 宮崎工業 チーム宮工 |
2 | 塩工V-1 電池 | 佐賀 塩田工業 |
3 | TOFU-16 秋水 | 熊本 鹿本商工 エコ電部 |
4 | 熊定イエロー KT-03 | 熊工 定時制 |
5 | 熊定レッド KT-04 | 熊工 定時制 |
6 | 如水スパークvr.3.01 | 大分 中津東 機械工作部 |
7 | 真心 | 熊本 小川工 |
9 | SKGR’16 | 宮崎 佐土原 |
11 | EVW | 熊本 崇城大 |
12 | 玉工A | 熊本 玉名工 |
13 | KEP-F2 | 熊本大学ソーラーカープロジェクト |
14 | 熊工A | 熊本工業 |
15 | 熊工B | 熊本工業 |
17 | 鳥栖ライバー | 佐賀 鳥栖工 |
18 | 毘沙門Ⅱ | 大分工業 |
19 | Resin 1-2号 | 熊本 球磨工 |
20 | トヨクニ1号 | 福岡 豊国学園高校 |
21 | 中津東AQUA | 大分 中津東高校 機械工作部 |
22 | 赤い彗星NAO専用 HS-014 | 宮崎 小林秀峰 科学部 |
23 | FC2-X | 宮崎 小林秀峰 自動車部 |
ゼッケン | 車両名 | チーム名 |
---|---|---|
1 | 宮工E-08 | 宮崎工業 チーム宮工 |
2 | 塩工V-1 電池 | 佐賀塩田工業 |
3 | TOFU-16 秋水 | 熊本鹿本商工 エコ電部 |
4 | 熊定イエロー KT-03 | 熊工 定時制 |
5 | 熊定レッド KT-04 | 熊工 定時制 |
6 | 如水スパークver.3.01 | 大分 中津東 機械工作部 |
7 | 真心 | 熊本 小川工 |
8 | 萌黄2号 | 熊本 水俣 |
9 | SKGR’16 | 宮崎 佐土原 |
10 | SOJO-EVⅢ | 熊本 崇城大 |
12 | 玉工A | 玉名工業高校 |
13 | KEP-F2 | 熊本大学ソーラーカープロジェクト |
14 | 熊工A | 熊本工業 |
15 | 熊工B | 熊本工業 |
16 | DEN DEN丸 | 熊本 開新 |
17 | 鳥栖ライバー | 佐賀 鳥栖工 |
18 | 毘沙門Ⅱ | 大分工業 |
19 | Resin 1-2号 | 熊本 球磨工 |
ゼッケン | 車両名 | チーム名 |
---|---|---|
101 | 熊定_ブラック KT-01 | 熊工 定時制 |
102 | 熊定_ホワイト KT-02 | 熊工 定時制 |
ゼッケン | 車両名 | チーム名 |
---|---|---|
200 | ミサイルボーイ | 合同会社Next Technology |
今年のエコ電講習会はありません。