始まりは、熊西オート二人の会話からです。もう10年ほど前、環境を訴えるラジオの声に反応しました。その時の会話が、「どうして、車は環境になると一番に悪者にされるのだろう?車にずーと携わっているものとしては、とても残念だ・・」とぽつりと言うと、「電気があるじゃない」と一言、ここから始まりです。
色々調べてみると、アメリカでは高校生がコンバートEVを作って乗り回ししているらしい、それなら、プロであるうちのメカニックにできないはずはない! まずセニアカーのモーターをはずし、子供用カートを自作してみました。
工場で走らせると、はやい!子供も楽しそうに走らせるので、気をよくして、HRSの本コースを二輪の前座で走らせてもらうと、すごく遅い!!
また、それを見ていた観客の声【電気だからあんなもんじゃないの?】それに奮起して、翌年、九州にほかに電動カートが無いことをいいことに九州一早い電動カートを作る。(時速60キロは超えるぞ!)
ということで、まず部品調達のためにEVクラブに入会しました。その後アメリカから直接輸入というものを体験して、崇城大学の学生と一緒にEVアルトを作製する。2001年充電の旅で、本部から日本中をコンセントを借りながら走る、EV・Aクラスがやってきました。その車を連れて、小学校や幼稚園、市役所などを訪問する。アースウィークに参加する。これから、EVクラブの活動がはじまります。
Aクラスが去った後、ドライバーだった薄井さんの一言で、EVつくろう会をすることになりましたがみんな電気自動車のことがよく分かりません。
電気自動車教室教なんてことはできませんので、それぞれが、得意な分野を出して勉強しながら、EVセルボを作り始めました。
EVセルボが完成するとNHKの中継車がやってきて、生放送で「NHKのひのくにYou」でもとりあげてもらいました。テレビタミンでも、ミニ充電の旅をうんばば中尾さんとしました。その年の、アースウィークには、くまにちのビプレス広場に一週間EVセルボを展示することができました。
ある日、開新高校の生徒が、「電気カートの作り方をおしえて欲しい」とやってきました。部品を触ると壊してしまう、そんな彼らと、電動カートを作りました。そしたら、今度は思いっきり走らせたくなりました。
電動車いすやセニアカーなど、もちより、オートポリスの駐車場を借りて思いっきり一日中遊びました。ミニEVフェスティバルの始まりです!!
翌年、新聞販売の方の提案で、朝の配達で、音のしないバイクの作成に取り組みました。EVプレスカブです。
モーターを50ccの規定に収めようとすると、新聞の重さに耐えられないと言う事で、試作車は50cc以上のバイクにしなければということで課題を残すことになりました。鹿児島の枕崎より、EVキャブを作りに中村さんが来るようになりました。そのつど違う特性を持つモーターと構造に戸惑いながら、EVキャブも車検をとることができました。
その後、何をしようと考えていたら、「ラジオからトゥクトゥクを電気にして〜という声!」サタピン隊のお手伝いで、イベントの大人気のEVトゥクトゥクを作成しました。
今、つくろう会では、 プジョー206をソレクトリアのモーターを使って、EVプジョーを作成しています。
エンジンを降ろしたところに、ステーを作成し、 ソレクトリアのモーターを固定しました。
前回のつくろう会のときに、ステーがモーターの重さに耐えられないみたいでしたので、 今回は、厚めの鉄板と集めのL型アングルを用意して、作成しました。
モーターの位置決めが出来ね固定が出来ましたので、
次回は、いよいよ、モーターをドライブシャフトにつなぎます。
12月はタイヤが回せるかもしれません。
大きな壁がたくさんありますが、みんなで知恵を出し合い、車検を通したいと思っています。
つくろう会に参加してみませんか?
ご興味
のある方は電話( 096-329-7834 )かお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。
参加料:1000円