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第5回 EVフェスティバル九州 inくまもと【エコ電レ-ス大会要項】

エコデンレ-ス2007

2007年10月14日(日曜日)
主催 日本EVクラブ九州

○ はじめに

この大会は、日本EVクラブ九州が電気自動車の啓発活動の一環として、自動車におけるクリ-ンエネルギ-の探求とその有効利用を目的として、主に高校生に提案する競技である。ミニバイクに搭載されている掌サイズのバッテリ-に蓄えられたエネルギ-を最大限に活用し、定められた時間内に移動する距離を競うものである。

この競技を通して、「物作りの苦労」「チ-ムワ-クの大切さ」「エネルギ-の尊さ」を体験し21世紀に生きる地球人として、環境・エネルギ-問題に実践的な取り組みが出来る若者を育てることを目標とする。

 

-美しい地球との共生を目指す自動車技術を求めて!-

 

○ 実施要項

 

1.プログラム

8:00   大会受付       電気自動車展示試乗・発電自動車

9:30   ブリ-フィング

10:00 開会式

10:30 EVカ-・デモラン・試乗

11:00 エコデンレ-ス・タイムアタック

12:00 昼食

13:00 エコデンレ-ス

14:30 エコデンレ-ス・表彰式

15:00 大会終了

 

2.大会の名称

(第5回EVフェスティバル九州inくまもと)以下本規定においては(本大会)と称する。

 

3.主催者

日本EVクラブ九州支部

 

4.主管

EVフェスティバル九州実行委員会

 

5.開催場所

田崎三陽自動車学校 (熊本県熊本市田崎2丁目1番11号)

 

6.後援

熊本県  熊本市  後援熊本市教育委員会  熊本県教育委員会  熊本大学  崇城大学  九州電力(株)

株式会社熊本放送(予定)  西部商栄会  中島校区親港会  日本EVクラブ

 

7.協賛

(財)日本自動車研究会  環境再生保全機構  (財)省エネルギ-センタ-  (株)GS・YUASAバッテリ-

田崎三陽自動車学校  (有)中村養蜂園  (株)デコ  日本ケミコン(株)  スズキ自販熊本株式会社  マルニシ電機有限会 (有)DAAD  桑原雷声堂  熊西オ-ト

 

8.大会役員

大会会長   中山 峰男   崇城大学学長

実行委員会   高山 勲   日本EVクラブ九州

実行副委員長   中山 功   三陽自動車学校

競技委員長   北村 秀夫   日本自動車連盟公認審判一級委員

 

9.事務局

熊本県熊本市 中原985-2 (熊西オ-ト内)

日本EVクラブ九州支部・くまもと   上田 てるみ

TEL : 096-329-7834

FAX : 096-329-2688

e-mail : yusei477@gold.ocn.ne.jp

ホ-ムペ-ジ : http://8157.teacup.com/isao/bbs

ホ-ムペ-ジ : http://emilie.jp/

 

10.協議クラス

・ジュニア ・・・・・・・・・・ 高校生以下のグル-プ

・オ-プン ・・・・・・・・・・ 大学生及び一般人

・モ-タ-出力別 ・・・・・・・・・・ モ-タ-の出力別で判断する。

・その他EV

 

11.規定の改正

本大会の実行委員会は本規定を変更することが出来る。

 

12.規定の解釈

本規定に定められていない事項あるいは明記されていない事項については、大会実行委員会が最終的な決定を下すものとする。

 

13.異議申立て

(1) 異議申立てを行う場合には、異議申立ての対象となる事態の発生から30分以内に、書面にて提出しなければならない。

(2) 異議申立てを行うことの出来るのは各チ-ムの代表者に限られる。

(3) 大会審査委員会の裁定結果は、関係当事者にのみ口頭で通知される。

(4) 競技中の規則違反、不正行為に対する抗議は、当該競技終了後20分以内とする。

(5) 競技の最終結果に対する抗議は、暫定結果発表後20分以内とする。

 

14.ブリ-フィング

ドライバ-及び競技記録員は、ブリ-フィングに参加しなければならない。

 

15.競技車両の識別

各チ-ムに割り当てるナンバ-を、競技車両の前部と両側面に識別しやすいように貼り付けなければならない。

 

16.公式通知

本規定以外に必要な事項は、ブリ-フィングおよび公式通知にて公示する。

 

 

○ エントリ-

本大会は、高校生を主体としたチ-ムを対象にしているが、それ以外のチ-ムについても出場できる。

 

1.参加受付

正式参加は郵送でのみ受付ける。参加台数は原則として20台とする。

(1) 受付時間:仮エントリ-は 2007年8月1日〜9月30日の消印の郵便またはFAX・メ-ルで受付ける。公式参加書類は、仮エントリ-受理チ-ムに別途送付する。

(2) 申込先:(第5回EVフェスティバル九州in熊本)大会事務局

 

2.参加料

参加料は次の通り、正式エントリ-期間内に指定金融機関に振り込むものとする。

(1) ジュニア・クラス 一台 ¥3.000 高校生まで

(2) オ-プン・クラス 一台 ¥5.000 大学生以上

正式エントリ-期間内に出場を取り消した場合、参加料は払い戻すものとする。

 

3.保険

(1) 参加チ-ムメンバ-は、本大会に関し所定の傷害保険に加入しなければならない。

(2) すべての参加者は、事故・損失により傷害が生じた場合、自己の責任において一切の処理を行わなければならない。また、主催者・主管および大会役員、大会競技委員、コ-ス施設管理者が一切の傷害補償の責任を免除されていることを承知していなければならない。

 

第5回 EVフェスティバル九州 inくまもと エコデンレースのエントリーリストです。
>>エントリーリストはこちら [PDFファイル]

 

○ 競技規則

この競技は、与えられた電気エネルギ-を効率良く利用して、走行距離を競う創意工夫・技術現実のレ-スである。

 

1.コ-ス

競技は田崎三陽自動車学校に設定された外周コ-スを使って行われる。その周回距離は約400百メ-トルである。

 

2.競技方法

各チ-ムにイコ-ルコンディションのバッテリ-が支給され、それぞれの車両性能に応じた走行方法で、競技時間45分間に走行した周回数を競う。

 

3.ドライバ-

(1) ドライバ-は高校生(年齢)以上のものとする。これを該当しないドライバ-は、事前に大会事務局の承認を必要とする。

(2) ドライバ-の体重は60kg以上とする。これに不足する場合は、各チ-ムでバランスウエイトを準備し、予選及び決勝走行で車載すること。

 

4.予選(タイムアタック)

約50mの距離を往復する走行時間を計測し、その結果でスタ-ティング・グリッド及びグル-プを決定する。ただし、予選計測時間が3分を超えた車両は、その時点で走行を中止させられ、スタ-ティング・グリッド及びグル-プは大会本部により決定される。

 

5.競技記録員の選出義務

決勝競技の周回時間計測のため、各チ-ムはチ-ムメンバ-以外に、1名以上の競技記録員を選出・登録しなければならない。

競技記録員は秒まで読み取れる時計(腕時計等)を用意し、大会本部が指定したゼッケン番号の車両について、周回ごとに時間の計測記録を行う。

 

6.スタ-ト

予選成績で決定されたA・Bの2グル-プを記録順に車両を並べ、バッテリ-を渡し、取り付け、最初の車がスタ-トした時をスタ-トとする。なお、スタ-ティング・グリッドにつけなかった車両はピットスタ-トが可能である。

 

7.競技の終了及び完了

競技開始45分00秒に号砲・黄信号及びチェカ-旗で競技の終了を合図する。ゴ-ルラインの手前で終了合図を受けた車両は新たな周回に入ることは出来ない。

チェカ-旗及び黄信号は5分間提示され、周回途中の車両はその間にゴ-ルすればその周回も記録される。赤信号が表示された時点をもって競技を終了する。

 

8.走行

(1) コ-スとして使用する熊本港は、一般入場者・観戦車が多数入るため、安全走行には細心の注意をはらうこと。

(2) 原則として、競技車両はコ-ス内側を走行し、外側を追い越す。

(3) 後方に追い越そうとする競技車両がある場合は、安全かつ速やかに進路を譲って追い越しさせること。

(4) いかなる場合も逆走行やショ-トカットしてはならない(各コ-ナ-コ-ンの内側を走行した場合、その周回は無効となる)。

(5) ドライバ-交代等でピットインする場合は、定められたコ-スを進入する。再びコ-スに出る場合はオフィシャルの誘導・指示に従ってコ-スインすること。

(6) 競技途中に故障、バッテリ-切れにより停車する場合は、他車走行の傷害にならないよう、コ-ス内側に停車させること。

(7) ドライバ-及びオフィシャルを除き、いかなる者も停止している競技車両に触れることはできない。ただし、ドライバ-がピットでの整備を申し出た場合は、コ-スオフィシャルの誘導で車両を押して整備ピットに戻り、チ-ムメンバ-が整備等できる(この場合、ペナルティが科せられる)。

 

9.成績

周回数の多い車両順に成績を決める。同周回の場合は、ゴ-ルラインを早く通過した車両を上位とする。

 

10.競技の中止

次のような場合、参加者の安全を考え、競技を中止することがある。

1. 強風、豪雨の場合

2. 大会本部が競技の開催または続行を不可能と判断した場合

 

11.信号旗

競技に使用する信号旗は以下の通りである。

1. 青色旗:後続車が追い越そうとしている。

2. 黄色旗:走行注意(前方に停止車両がある場合)

3. 赤色旗:競技中止(ただちに車両停止)

4.チェッカ-旗:ゴ-ル旗

 

 

○ 車両規則

競技車両のデザインおよび構造は以下の各号を除き、自由である。

 

1.シャシ・ボディ

1. 車両サイズ:走行中の車両は全長3.0m全幅1.2m全高1.6m以内とする。ただし、コ-ナ-リング中のホイ-ル等のはみ出しは可とする。

2. 車輪数:3輪または4輪であり、それらは走行中常に接地していること。

3. 運転姿勢:運転時、ドライバ-頭部がつま先より前に位置してはならない。

4. ブレ-キ:ドライバ-が搭乗した状態で8%の勾配で制止できる、操作部から独立した2系統のブレ-キを整えること。

5. 走行装置:人力を含め、走行補助となりうる機構の装備は一切認められない。

6.ボディ:自作の物に限る。

 

2.モ-タ-

モ-タ-は自由であるが、電源規格電圧は予選・決勝とも同一でなければならない。

 

3.バッテリ-

(1) 予選(タイムアタック)で使用する電源は12vバッテリ-1個とし、その容量は制限しない。

(2) 本大会で支給(1個)し、決勝走行に使用するバッテリ-は次の通りである。

1. 形式:YTX5L-BS

2. 性能:12v、4An/10HR

3. 寸法:長さ113×幅70×高さ105(mm)

4. 重量:1.9kg(電解液を含む)

 

4.電装品

1. 走行用モ-タ-の駆動エネルギ-となる電力を貯蔵できるコンデンサ-の搭載は禁止する。

2. 電気配線は車検にて外からその取り回しが確認できる状態でなければならない(例えば、パイプの中を通してはならない)。

3. スピ-ドメ-タ-および搭載無線機の内臓電池を除き、支給されたバッテリ-以外のいかなる電池も搭載できない。

4. 駆動用モ-タ-による回生駆動は認められる。

 

5.安全性

1. 競技車両の外側及びコクピット内に危険な突起物があってはならない。

2. ドライバ-はグロ-ブとヘルメットを装着すること。

3. ドライバ-は電気ショックから保護されていること。

4. 緊急の場合に備え、ドライバ-は速やかに自力で脱出できること。

5. 警笛(クラクション・ベル等)を装備すること。

6. 安全な走行を確保する視界を有すること。

7. 後方視界を確認できるバックミラ-を1個以上装着すること。

 

6.車検

1. 競技に参加するすべての車両は、車検を受けなければならない。

2. 競技委員長により車両の修正を命じられ、時間内にこれを行えない場合は競技に参加することはできない。

3. 車検終了後は、車両規則に定めた内容に関して変更してはならない。

4. 競技終了後、入賞候補車両には再車検を行うことがある。

 

7.ゼッケン・校名表示

1. 参加車両は主催者が支給するゼッケン(直径20cm円形)3枚を確認しやすい場所に貼らなければならない。

2. 高校チ-ム(ジュニア・クラス)は学校名が各客から見える大きさで車体の両側に表示すること。

 

 

○ その他

 

1.失格

競技中、次のような場合、失格を命ずることがある。

1. 競技走行中に手または足により、走行を補助している行為が認められた場合

2. 支給バッテリ-への充電

3. 支給バッテリ-以外の動力源を使用していると認められた場合

4. 競技委員の指示に従わなかった場合

5. 審査委員会が悪質なマナ-違反と判断した場合

 

2.ペナルティ-

次のような場合、ペナルティ-を加す。

1. コ-ナ-コ-ンの内側走行(シャ-トカット)走行した場合、その周回は記録として認めない。

2. 故障等により停車した車両を押して整備ピットに入れて整備などを行った場合は、1回につき2周を減算する。

 

3.チ-ムメンバ-

大会参加登録できるチ-ムメンバ-は、チ-ム代表者1名〜2名、その他のピット要員2〜3名の合計5名以内とする。ただし、競技記録委員はチ-ムメンバ-に含まれない。

 

4.肖像権

参加者は本大会の啓発・広報活動のために、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にドライバ-および車両の肖像権を提供すること。

 

5.賞典

1.総合およびジュニアクラスを、それぞれ1位から3位まで表彰する。

2.技術的に優れた1チ-ムに技術賞を与える。

3.デザインに優れた1チ-ムにデザイン賞を与える。

4.駆動モ-タ-に自動車用ワイパ-モ-タ-を使用している車両の、上位1〜3位を表彰する。

 

付則 この規則は、2007年1月1日より施行される。

 

 

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日本EVクラブ九州は、熊本西オートを拠点として活動しています。